二泊三日で一人旅してきた。思った事とか写真とか。
iPad
旅の目的はとにかくのんびりする事なので、MacBook Airは持たず、iPadだけ持って行くことに。
iPadで映画を観ようと出発前日にiTunesからレンタルするも、なぜかダウンロード始まらず。映画のレンタルでダウンロードされません: Apple サポートコミュニティと同じ現象。出発直前に再度試したらダウンロード始まったのだが、出発を何時間も遅らせる訳にも行かず断念。残念その1。
松阪へ
最初の目的地は松阪。松阪に行って松坂牛を食べるというのは一つのステータスです、と思っていた時期が僕にもありました。
ゆっくり起きて新幹線で名古屋に。駅なかの適当なお店できしめんを食べて、すぐJRで松阪へ。
予約したホテルにチェックイン。翌日の宿との予算の兼ね合いから、最安のホテルを選んだが、これはちょっと厳しかった。カプセルホテルに近い。なにか大きな問題があるという訳ではないが、部屋がすごく狭くて惨めな気持ちに。次からはもう少しだけ最低ラインを上げようと思った。
一升びん宮町店
まず行ったのは、世にも珍しい回転焼肉の店。しかも松坂牛。yakiniquestでもレビューされているが、ある意味回っているだけで勝ちなお店(話のネタになるという意味で)。お得感あふれる皿が多い(松坂牛内蔵五種すこしずつ盛り合わせで300円とか、ホルモン切り落とし200円とか)ので、消費行動としては決して失敗ではなかった、と言っておく。
ちなみに店内には普通に一皿ずつ注文する普通の座敷席もあって、そちらはほぼ満席になっていた。回転焼肉エリアにはあまり人はいなかった。
二件目を視野に入れて早めに店を出る。
松阪の街
とりあえず駅前まで出て、二肉目を求めて適当にぶらぶらする。
夜の7時くらいだが駅周辺はほとんどのお店がシャッターが閉まっていて、かなり寂しい感じ。駅から百〜二百メートルほど離れた幹線道路沿いではほとんどのお店が開いていたので、狭い範囲でドーナツ化しているという事なのか。
お目当ての松坂牛をメインに食べられるお店は、大きく以下の3系統にわかれている感じ。
- ステーキ10,000円〜という有名高級店
- 幹線道路沿いのファミリー焼肉/すき焼き/しゃぶしゃぶ店
- 駅周辺のホルモン居酒屋
高級店はさすがに予算が厳しいのと、そういう肉なら多分東京でも食べられると思いパス。ファミリー店なら先の一升びんが代表格なのだろうが、同じチェーンをはしごというのも何なのでこれもパス。
残るは駅周辺の、ざっくり「ホルモン」と看板に書いてある居酒屋に飛び込みで入る事なのだが、かなりプレッシャーの強い店構えのお店ばかりで、結局、どの店の暖簾もくぐる事が出来なかった。敗北です。修行不足ですね。そもそも焼肉屋をハシゴ出来る程若くない、というのは言い訳でしょうか。十年経って一人焼肉の経験をもっとたくさん積んだらまた挑戦しようと心に誓いました。
雰囲気の良い鉄板焼き屋で焼酎をチビチビ飲んでました。美味しかったです。
二日目
松阪駅前の適当な喫茶店で朝食。話に聞く名古屋式モーニングがあったので食べる。松阪は名古屋文化圏なのだなあと感心する。
伊勢市へ
伊勢市へ向かう電車。一両編成のワンマン運転で、駅の改札と切符を使ったシステムと、バスのような整理券を使った車内精算のシステムが併用されていてカルチャーショックを受ける。ユーザビリティについて考えさせられたりする。
車窓からの眺めが、とても広々としていて癒される。乗り鉄になっても良いかな、と思う。
神宮
外宮、内宮と回る。とても気持ちよかった。特に宇治橋を渡ったあたり。近代的な建物が視界から消えて、四方を低い山に囲まれると、下界から切り離されたような感覚になる。千数百年も前にこの空間の切り取り方を狙っていたのだとしたらこれもデザインだな、デザインの力って凄いな、などと下界から切り離されていない事を考えたりもする。
おかげ横丁
内宮脇のおかげ横丁でランチ。のつもりが、金色に輝く美しいビールサーバーが目に入ってしまう。牡蠣フライと、神都麦酒という地ビール。この神都麦酒がスッキリしてとても美味しく、スイスイ入る。おかわりしてしまう。牡蠣フライも当たり前のように美味い。まだ午前中。
珈琲で少し酔いをさまして、紙芝居をやっているのを眺めたりぶらぶらしていると、おかげ座というのを見つける。面白そうなので入館してみる。300円。
館内に入ると、伊勢神宮はこんなに凄いんだというイメージビデオを見せられ、正直だまされたと思った。
実はその後が本編で、江戸時代の伊勢の街のジオラマを、ガイド付きで見て回る。ジオラマと言ってもかなり巨大なもの。1/2伊勢の街。良かった。
上之郷
伊勢を離れ、五十鈴川駅からこの日の宿の最寄り駅である鵜方駅方面に向かう。途中、上之郷駅で下車。目的も無く、何があるのか、何が無いのかもわからないまま降りた。人家は普通にあった。車もたまに走っている。喉が渇いたが自販機は無かった。駅前の一等地には廃墟があった。
30分後には次の電車が来るので、それまで写真など撮って過ごす。無計画な一人旅でないとなかなか出来ない途中下車。結構楽しかった。
これを書いている時点では、こいつ一人旅してる自分に酔ってるだけじゃないかと思ってもいる。
志摩温泉
鵜方駅から送迎車で宿へ。松阪での宿泊費を削った分を盛って、貸し切りの小さな露天風呂が複数あるちょっと贅沢な宿。平日という事で他の客も少なく、貸し切りの貸し切り状態。お風呂には3回入った。檜の風呂が一番良かった。
食事はレストランでという事で、あの人なんでひとりなの的な視線を恐怖していたが、しきりのある半個室で安心。
料理はとてもとても美味しかった。お造り、鍋、生牡蠣、揚げ物、たぶん、美味しさのあまり一人で満面の笑みのまま食べていたと思う。
iPad その2
softbankのwifiスポットが見えたので、iPad(wifiモデル)をつなごうとする。宿にはネット接続サービスは無かった。iPadからsoftbankのネットワークを使うのは初めてだったので、まずiPhoneのほうから3G経由でソフトバンクのサイトを開いてIDとパスワードを取得、セットアップする。無事使える。kinoppyでマンガを買ってみたりする。便利。
ところが、食事から戻ってきたらiPadの接続はリセットされておりオートコンプリートも効かず、iPhoneのブラウザのキャッシュも消えていて打つ手がなくなる。IDが発行された画面で、内容をメールで送信するリンクを手動で叩いておかなくてはいけなかったらしい。iPadのシリアルナンバーとペアでメールアドレスも登録してあるのに、リカバリーの手段も見当たらない。同一シリアルナンバーでの再登録も弾かれる。腹立たしいがあきらめる。残念その2。
雨
宿の周辺は良い感じに暗く、星空や、夜の海岸の写真を撮ろうと思っていたが、まさかのにわか雨。ついさっきまで晴天で、乾燥注意報まで出てるのに。濡れながら一枚だけ海に向けて撮った。結構雨が強くて退散。残念その3。
三日目
宿の予約があるのはこの日まで。基本的には帰るつもりだが、途中どこに寄っても良いし、なんならどこかでもう一泊しても良し。
前日までで乗り鉄になりかかっていた自分として考えたのは、近鉄大阪線で大阪を目指すという案。地図を見る限り山の中をひた走るようで、とても気持ち良さそう。
食い意地の張った従来の自分としては、大阪は何回か行ったが名古屋は行った事が無い。初日も素通りした。手羽先きしめんヒツマブシ。台湾ラーメン味噌煮込み。
人は簡単には変われない。
頑張って起きて、宿の朝食。机上で炭火焼でみりん干しを焼いたりと、かなり贅沢な朝食。やはり美味しい。が、普段朝食をとらないので、かなりの満腹感に。
遅めの11時に宿を出て、特急で名古屋に。
名古屋市内
Twitterでアドバイスを貰い、栄のヒツマブシの店へ。しかし、あまりお腹が空かない。並盛りもつらいなー、小盛りとかあるかなーと、牛丼屋に行くような気持ちで店の前に立つも、どうもそういう雰囲気ではない。値段からしてガチだ。この腹具合で入店するのは失礼にあたると判断し、諦める。
その分、この後に行く手羽先で全力を出すと心に誓う。目指すは風来坊。開店は5時らしいので、それまで市内観光をして開店と同時に突入する事にする。
先のwifiの件でAppleStoreとソフバンショップを回るもサポートセンターに聞けで終了。まあ予想通り。
iPhone用の外部電源も欲しかったが良いのが無い。そこで、栄の駅を降りたときに見かけたビックカメラに行ってみようとしたが辿り着けない。mapで検索しても出てこない。後でわかったが、栄の駅前にあったのはトップカメラというカメラ屋だった。
コメダ珈琲で一服。ちょっとだけお腹に入れようと思いTwitterでアドバイスを募ると全方位からシロノワールを強烈にプッシュされる。ミニシロノワールを頼んだ。ミニを頼むとは軟弱だと猛烈にdisられる。
名古屋城
せっかくだから名古屋城に行ってみようと、地下鉄に乗る。それっぽい名前の名城公園駅で降りる。この駅は名古屋城の最寄り駅ではなかったらしく、お城を大外回りで一周する事に。花見がこれから始まるぜ、という雰囲気のなか、桜や名城公園の風景、お城の写真を撮って歩く。名古屋城の本丸は結局外から眺めるだけにした。
観覧車
栄に戻り、風来坊に向かう途中、思いつきで観覧車に乗ってみる。
乗ってから、最近高所恐怖症気味なことを思い出す。こともあろうにこの観覧車、下が見える透明なゴンドラで、足下をみると高さがよくわかって凄く怖かった。下を見ないようにしても、急に止まるんじゃないかと怖かった。戦場カメラマンのように、ファインダーを覗いていれば恐怖心がなくなるんじゃないかと思ったが、僕のep-1にはファインダーが無かった。もちろん怖いままだった。
最近急に高いところや高い乗り物が駄目になった。なんだろう。
名古屋城が見えるかと思ったが見えなくて残念だった。見つけられなかっただけかしら。
風来坊 錦店
勝手に想像していたイメージ(自分にとっての手羽先の原風景は高田馬場の山ちゃん)と違い、凄いおしゃれな雰囲気の店内。とりあえず手羽先とビール。
手羽先が置かれた瞬間の香りがヤバい。食欲そそりすぎて、さっきまでの満腹感などを一瞬で忘れる。ビール。甘くて辛くておいしい。しばらく手羽先を骨だけにする機械になる。
帰宅
思考停止寸前のところで、この後の事を考える。名古屋に一泊しようか。スケジュール的には問題ないが、金銭的な問題はある。結構歩いたので、体力的にもちょっときつい。ということで大人しく帰る事にした。新幹線に乗りに名古屋駅へ。
結構酔っていたのか疲れていたのか、切符を買った後お土産も買わず、何も考えずに流れるようにホームまで来てしまった。手羽先買おうと思ってたのに。お土産期待していた人いたらゴメン。
名古屋駅から3時間かからずに家まで帰ってきた。名古屋近いなー。
まとめ
- ひとり旅楽しい。また行きたい。荷物も少なめにしたので楽だった。
- あえて下調べほとんど無しで行ったが、半分成功、半分失敗。サプライズが楽しい反面、名古屋の見所とか全然わからなくて困った。次は、いくつか行きたいところを調べておこう。
- 一日の移動距離を抑えるようにしたが、ローカル線の旅は楽しいとわかった。もう少し移動を多めにしても良いかも。
- もう一泊したい気持ちもあったが、体力がキツキツな感じだったのと、翌日のランチのためだけに名古屋に残るのは気が引けたので帰ってしまった。食べ歩きポイントは前半に持ってくるべきだったかも。
- iPadはあまり使わなかったが、これは映画のレンタルに失敗したから。新幹線の車中などでの時間つぶしには最適だった。同じゲームばかりしてたのでさすがに飽きたけど。ブログ書く用にキーボード持って行けばもっと良かった。
- foursquare楽しい。色々なところにチェックインしようと、積極的になる。
- Twitterは諸刃。思った事を一方的につぶやくのは楽しかったが、色々アドバイスを求めたりすると、返信の必要が増えて忙しくなってしまう。コミュニケーションをとるのは電車での移動中など、しばらく時間が空く事がわかってる時にしぼった方がよさそう。アドバイスくれた人たちありがとう!

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